首里城炎上
ワイドショーの専門家は、首里城の立地条件が丘陵地帯の頂上にあり、風の通りがよかった。木材を大量に使っている昔ながらの木造建築だった。一般民家と違ってお城なので規模が大きいために火の廻りが早かった等々の問題点が指摘された。
防災の専門家は、初期消火に失敗したのかもとの指摘があった。警備会社のガードマンが常駐していたのだろうか。それとも機械警備だけだったのか、今後の検証結果が気になるのでした。消火作業中の消防隊員が熱中症になり搬送されたとの情報もありました。
世界遺産に登録されている文化財なので防火対策は万全だったのではとの考えが単純に浮かぶのでした。スプリンクラーは常備されていなかったのか。城全体に放水可能な防火設備はなかったのか。今後の調査報告に興味があります。
建物だけでなく展示されているお宝も一緒に灰塵に帰したとのこと。新しく開催される催し物の準備が遅くまで行われていた。人災なのだろうか。琉球国王の宝物の多くは沖縄の地上戦に巻き込まれ戦火で焼失した。当時の宝物の一部は東京に送られたものが奇跡的に残ったが、今回の火災で、展示物も燃えてしまったとの情報がありました。
先週まで水難救助課程に参加していた学生も消火活動に参加しているのではと一瞬頭の中で過りました。今回は那覇消防局だけが消火活動に参加したのだろうか、近隣の消防からも応援に出たのかな。終日、喪失感に襲われていた。
あぁぁ10月も終わり。明日から11月だ。残り2か月となりました。