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2019年10月14日 (月)

吊上げ救助での落下事案発生

 福島県内での東京消防庁の救助ヘリから要救助者落下事案の悲報がニュースで明らかになりました。13日の午前10時過ぎに発生した。報道各社が一斉に落下事案の情報を伝えてはいないのでした。自分が最初に知ったのはサンケイ新聞のインターネット版だったかな。ニフティの国内ニュース版だったかな。

 その日の夕方には東京消防庁が記者会見を実施し、吊上げ手順の中で要救助者を吊り上げる際に使用したエバックハーネスへのフックを一か所止め忘れていたとのことだった。比較的短時間にお詫び会見となりました。

 落下事案の中で一番緊張するのは要救助者を確保してホイストケーブルで吊上げ、最後の機内への揚収する際だ。救助員に抱きかかえたままの要救助者を、抱きかかえたまま機内に救助者自身が入れば問題が起きなかったのかもしれない。

 今回の救助する際に使用した救助用資機材はエバックハーネスを使用していた。この救助資材は要救助者を包み込むように確保されます。体位はちょうど椅子に座ったままの姿勢でヘリに吊上げることができるのでした。レスキュースリングとは違って要救助者にとっては安心できるのでした。

 海上保安庁でもレスキュースリングよりエバックハーネスで吊上げることが多くなったかもです。自分も実際に体験したが、レスキュースリングより安定しているのでした。

 今回の落下事案については、これから本格的な事故調査が開始されると思います。国の航空事故調査委員会の案件に該当するのだろうと思います。時間が係りますが、事故検証結果が公開されます。航空機を使っての吊り上げ救助については以前に富士山山頂での吊上げ救助の際に要救助者が落下した事故があります。これで二件目の事故になります。

 実際に救助に当たった隊員は救助隊員資格を取得して12年を迎えるベテラン、年齢は32歳と公開された。救助クルー全員の心的ストレス症候群の後遺障害が心配なのでした。

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