« 新型コロナウイルス問題で大人数の集まりは中止決定が多い。 | トップページ | 酸素講習が終わりました。 »

2020年2月19日 (水)

CPRトレーニングでした。

 午前は旧前兼久公民館にてCPRトレーニングを実施しました。延べで12名の方が参加しました。恩納村ダイビング協会の会員と賛助会員の方々でした。座学にてCPR実施時の注意事項の説明を行いました。

 とくに溺水時の心静止状態になる確率が高いのでした。手順としてはABCの順序での蘇生法が優先としてトレーニングを実施しています。2010年のAHAガイドラインからABCからCABに手順が変更されました。理由は、最初に人工呼吸を実施する際の感染防護の準備をすることで胸骨圧迫開始が遅れることが問題ということでABCからCABに変更された経緯があるのでした。

 溺水事故の場合は、水中で呼吸ができなくなるために、体内の酸素が欠乏してしまい。ついに酸欠により心臓が停止することが判っています。このために溺水事故の場合は、救助者は、早い段階から人工呼吸をすることが有効とされています。AHA2015ガイドラインの中に述べられています。「溺水では低酸素症の持続時間が転帰を決定する重要な因子であり、CPRでは人工呼吸による酸素化が必要となる。」とのメッセージが書かれているのでした。 溺水者の救助した際の救命手順について記述されたことは重要であります。

 現在は、消防や日赤が行っているCPR講習については溺水者を想定していない。陸上で何らかの原因で心停止した場合でのCPR実施手順としてCABが指導されている。場合によっては人工呼吸を実施せずに胸骨圧迫だけでも実施して救急隊の到着を待つというシナリオも指導されているのでした。

 ダイビングガイドにCPRを指導する場合は、基本的にABCを指導しています。恩納村の場合は、119番通報してドクターヘリが港にある緊急対応のためのヘリポートに到着するのは通報が5~8分位で到着するのでした。これはボートで事故現場から港に戻る時間を考えるタイムラグなしに5分から10分で港に戻れる計算が成り立つのでした。恩納村ダイビング協会のガイドダイバーは、最低でも一人で5分、二人で10分は最低CPRを継続できる能力が必要と考えられるのでした。

 明日は、酸素講習です。頑張ります。

|

« 新型コロナウイルス問題で大人数の集まりは中止決定が多い。 | トップページ | 酸素講習が終わりました。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。