大雨洪水警報発令。酸素講習でした。
5月の最終日。今日は大学での医療用酸素を用いての実技実習です。新型コロナ感染症対策をしながらの実習になります。一年次の学生さん100名を三回に分けての実習です。インストラクター一名あたり6名位の指導体制で実施します。ポケットマスク、ノンリブリーザーマスク、バックバルブマスクを使っての実習です。事故者一名に救助者2名対応を計画しています。
感染症対策として1グループに2体のレサシアンを用意して、救助者二名が接触しないような体制を考えています。実際に酸素を吸う練習も実施したいのですが、感染症対策として消毒対応がタイミング的に難しいのでした。
そのために酸素を流すことなく、バルブを閉めた状態で酸素供給資材をボンベに取り付けて酸素チューブをポケットマスクに接続して意識不明呼吸停止者に息を吹き込む練習をしますが、実際には吹き込みはしません。
「吹込んだ」つもりで実施しています。それでも使用後にはアルコール消毒を実施、次の方に渡すという方法にしています。手には感染防護用に手袋を装着しています。常に、感染防止対策を講じながらの指導を心がけています。この方法で、三年間指導していますが、感染者はゼロなのでした。
沖縄では在宅医療用に小型の酸素ボンベが普及している。その証拠に医療用酸素を充填する施設には、大量の医療用酸素ボンベが搬入されています。一昨年は新型コロナ感染症が流行始めていたが、それほどの量は持ち込まれていなかった。昨年からは半端ない量の酸素ボンベが充填を受け付ける箇所に大量に充填のために持ち込まれた溢れていました。
その影響を受けて医療用酸素ボンベの充填に時間が掛かっています。それに耐圧検査の期間も長くなっています。当初は三週間から一ヶ月掛かっていましたが、今は一ヶ月半から2ヶ月待ちになっています。