7月末、スノーケリング事故が続くが、その直接原因は・・・。台風6号が発生した。
スノーケリング事故情報が続いています。詳細は不明ですが、スノーケリング事故では誤嚥。スノーケル操作を誤って海水を吸い込む。あるいは水面に浮かんでいる際に胸郭に水深30㎝から50㎝位の水圧の影響をうけます。そのために呼吸が浅くなり二酸化炭素の排出が疎かになり、ますます呼吸が浅くなり息苦しさを感じる。慌ててスノーケル呼吸する際に誤嚥の可能性が高くなるかもです。
先日、琉球大学の法医学教室にてお話を伺った。その際にスノーケリング事故の誤嚥による喉頭蓋痙攣が起こり、気道が閉鎖して呼吸ができなくります。この状態では、声を出すことができません。体内に残っている酸素が枯渇し痙攣を起している喉頭蓋の筋肉が弛緩。個人差もありますが、体内の酸素がなくなります。身体的な影響は心静止状態となります。スノーケラーを法医解剖しても喉頭蓋痙攣の確認はできないとのこと。
最終的には誤嚥により溺水という判断になるかもとのお話を伺いました。あくまでも非公式な見解ですとの前置きがありました。
初心者だけでなくベテランでも、何等かの誤嚥がきっかけで喉頭蓋痙攣を招くことがあります。マスク内に海水が貯まっている状態では場合によっては鼻から誤嚥する可能性があります。救命胴衣を装着した状態でも誤嚥したらアウトなのでした。
自己流のスノーケリングは止めにして、専門家の指導を受けてから海を楽しんでもらいたいのでした。
台風6号が発生した。昨晩、天気がおちついたと思ったが実は熱低の眼に入っていたようだ。沖縄本島を過ぎた位置に台風6号がありました。