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2023年7月21日 (金)

夏休み突入前日、水難事故発生

 全国の学校では夏休みに突入の終業式だった。夕方までに各地から小学生や中学生の水難事故情報が飛び込んできました。中でも、福岡での小学6年生三名の水難事故は悲惨極まりないのでした。

 サンケイ新聞の記事を引用させてもらいます。《長岡技術科学大大学院教授で、水難学会の斎藤秀俊会長(60)は「これまで河川などで発生した子供の多人数水難の多くは、後追い沈水」と指摘する。》

 《後追い沈水とは1人目が川などの深みにはまった後、真後ろにいる2人目、3人目が同じように足を踏み入れてしまい、溺れてしまう現象。今回もその可能性があるといい、斎藤会長は「子供だけでいかないことが大前提だが、遊ぶ場合には膝下の水深までにしてほしい」と注意を促す。》

 水辺活動する際にライフジャケットを装着すべきとの広報があるが、実際に現場にてライフジャケットを装着している場面には、あまり遭遇することはないのでした。連休明けから約2か月間、スノーケリング指導のために崎本部海岸で指導に当たっていたが、自分等の指導する学生はウエットスーツにライフジャケットを標準装備としているが、それ以外の一般の方はラッシュガードを着用しているがライフジャケットまでは装着していないのでした。

 子供用のライフジャケット自体の価格が、それなりの金額となっています。子どもは成長が早いので今ジャストフィットしても、成長すればサイズが合わなくなってしまう。それなりの金額となるので親としては購入することは躊躇ってしまうのでした。

 学校関係では「浮いて待て」の着衣水泳を指導するチャンスも増え始めていますが、まだまだ学校では必須科目にはなっていないのでした。自分も含めて水辺活動への安全普及活動をお手伝いしていますが、まだ少数の需要でしかないのでした。是非とも、小学生からは体育の時間中に安全教育の一環として必須科目として認定してもらいたいのでした。

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