酸素ファーストエイド講習を実施しました。
午前9時15分から会場作りでした。講習生は1名、更新者2名で講習を開始しました。旧前兼久公民館の二階を借りての講習。テーブル、椅子の準備、それにプロジェクターを準備して会場作りでした。椅子は自分の部屋にある椅子と交換したいくらい高級なものでした。
午前と午後2時まで座学を実施。昼食休みは1時間休憩を確保。午後2時から実技編に突入しました。酸素レギはフリーフロータイプにデマンドタイプ、バックバルブマスク、ポケットマスク、ノンリブリーザーマスクの取扱を経験してもらった。
意識不明ダイバーへの蘇生法、衰弱したダイバーへの酸素供給法等を実施した。バックバルブマスクではポケットマスクを使い、袋には酸素を満たした状態で蘇生法も実施しました。
今回は離島からの参加者なので、バックバルブマスクを使っての人工呼吸法は実践的な内容になったかと思います。恩納村に比べると潜水現場は遠隔地になるので、長時間の人工呼吸を実施しなければならないのでした。救助者自身からの呼気蘇生法では無理があるためにバックバルブマスクを使う方法も習得してもらっていました。
また、酸素供給資機材はデマンドタイプですが、給気バルブがないタイプを装備しているのでフリーフロー口に酸素チューブ接続し、先端にはポケットマスクに接続して人工呼吸法も習得してもらいました。離島の職場に戻れば現実的な手法でしか選択方法がないこともあるので、それらに備えたトレーニング方法を実施しました。
朝方は寒く感じたが日中は、太陽がたっぷり降り注いでいるので暑くなりました。フリースを羽織っていましたが、汗ばむ感じとなりました。ヒートテックは半袖でしたが、それでも背中は暑かった。寒暖差に負けないようにしなければなりません。