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2023年11月 4日 (土)

養殖場にて潜水データ計測機器を回収しました。来年からの本格的な調査研究の基礎データとなります。

 今日は「文化の日」の連休中日だった。午前中に大宜味村塩屋漁港まで行きました。要件は潜水データを記録した計測機器の回収でした。連休中日なのか恩納村から大宜味村塩屋漁港までの58号線は交通量が多かった。名護からはトンネルが続くバイパスでなく、58号線を北上しましたが、予定よりも30分早く到着した。

 大宜味村塩屋漁港で養殖場のダイバーの潜水記録を蓄積した計測機器を受領し、恩納村に戻る途中でクロネコヤマト恩納営業所から内地の共同研究者の手許に発送しました。これで10月27日から大学との共同研究の初動が完了しました。来年から本格的に調査研究が始まるのでした。

 今回、沖縄でサンプリングしたデータの解析結果が楽しみです。どんな結果が出てくるのだろうか。今回使った計測機器は、本来は野生動物の行動を確認するための機器だとの説明を受けています。ウミガメやイルカ、アザラシ、鯨等の行動を知るために開発された機器とのこと。対象動物の背びれや甲羅に貼付けて水深、時間、水温等を蓄積して、一定期間が経過すると外れて研究者が回収し、解析します。水深30㎝位から作動するとのこと。

 養殖場、とくにマグロの場合は、一匹ずつダイバーが抱えて浮上する方法で捕獲されています。できるだけ新鮮さを保つためにダイバーは繰返して一匹ずつ陸揚げするのでした。定置網からサカナ捕獲する際は、定置網を絞り込んでサカナを追い詰めて一網打尽にすくい揚げるのですが、マクロは一匹ずつ抱き揚げる方法とのこと。

 ダイバーが頻回の潜水、浮上を繰り返す方法となります。ちょうど鋸の刃のようなのでした。またはヨーヨ―潜水とも言われます。浮上スピードは、ゆっくりではなくダッシュしてマグロを抱えて来るのでした。そのためにダイバーは減圧症に罹患し易いのでした。

 養殖産業が盛んになっているので、その現場で働く潜水士の現状を把握して安全に仕事ができるような提案をしたいと思っています。

 養殖場の担当者から養殖しているサカナ「スギ」を頂きました。ありがとうございます。

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