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2023年12月 7日 (木)

初心者講習でのプール使用は費用捻出は厳しいですね。

 プール講習でのあれこれ。利用料金についてはコストがかかり過ぎるのが話題になりました。知人のインストラクターが初心者講習を実施する際、教材、レンタル代、海洋実習費等を合算するとプールを使用する場合は、採算面から考えると割高感があり、結局プール施設を使うこと断念していると言っていました。

 実際、初心者講習については金額的には5~6万円位だが、ダイビングショップの広告を見る限りは3~4万円が相場になっています。1日4時間の使用料が5000円位となると、どんなことをしても採算が取れないのでした。タンクレンタルも場合によっては700~1,000円位になります。海洋実習をボートで実施すればボート代もかかります。4回乗船すれば10,000円はかかります。

 当然、インストラクターの日当も出ない現実に直面するのでした。となればプールではなく海洋での浅場にて実習を終えて、海洋実習もビーチになるのでした。折角、きれいな沖縄でのダイビングですが、ビーチ際の透明度が限られた海での実習となるのでした。

 講習、とくに初心者講習では価格的な問題もあるのでビーチエントリーでの講習となるかな。しかし、離島ではビーチよりボートダイビングでの海洋実習になるかな。自社でダイビング船を運用している場合は、採算度外視でボートを使います。経営者の判断となるのでした。せっかく沖縄で初心者講習となれば綺麗な海を紹介したいのでした。

 沖縄でのファンダイビングの大半は、ボートダイビングが主流となっています。来沖するファンダイバーについて初心者講習を終えただけのオープンウォーターダイバーですと最大水深は18mまでのダイビングが許されています、実際のファンダイビングとなると18mの超える水深への侵入となるので基本的はガイドへの負担が大きくなると考えています。

 自分はお客さんに対してはアドバンス講習を受けて来て欲しい旨を伝えています。または、沖縄にてアドバンス講習受講を促しています。お客さんも自分の説明を聞いて納得してくれています。かつて雑誌社の記者が初心者の認定証しか所持していないことが判り、アドバンス講習を実施してもらったことがありました。

 これから沖縄に潜りに来る場合は、アドバンス以上の認定証とログ記録、それにDANジャパンの会員になって来沖して欲しい。

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