沖縄のドクターヘリの運航会社が変更になります。機体はAW109になります
2023年の年度末です。明日からは2024年の事業年度が始まります。今朝の恩納村は曇り空ですが、午後から雨になる予想が出ています。20~25℃と、今日も夏日になる予想もあります。
沖縄では、ドクターヘリの運航会社が変更となります。これまではヒラタ学園が運航していました。EC-135の機体が、神戸にあるヒラタ学園の格納庫に戻ることになります。4月1日からは鹿児島に本社を構える鹿児島国際航空株式会社に変わります。1日から使用される機体は、AW109に機種変更となります。
機体の大きな変更点は、テールローターが露出しているか、格納されているか。EC-135は機体後部に組み込まれているために露出していません。AW139の場合は、露出していること。メインローターが長いために近づく際は、前屈みになること。エンジンがカットされ、メインローターが停止するまでは接近禁止となります。今後、地上の警戒員を担当する消防隊員への再教育が必要となるのでした。
自分も安全教育用の視覚教材を作り直す必要に迫れています。運航調整委員会事務局にお願いして、新しく配属される機体の写真の提供をお願いしています。鹿児島国際航空株式会社は、鹿児島県や宮崎県でのドクターヘリや防災へりを運航している会社です。鹿児島と沖縄の中間に位置する奄美大島にもドクターヘリを運航しています。
現在は、沖縄県のドクターヘリの飛行範囲は、沖縄本島を中心に南西は久米島まで、北は与論や徳之島辺りまでとなっています。与論からは鹿児島県になっているので奄美大島に配置されている鹿児島県のドクターヘリと相互乗り入れの協定を結んでいました。
今後は、久米島以南の宮古島や八重山方面まで守備範囲となるかもしれないです。悲しいかな沖縄県防災ヘリの運航については2024年3月末現在、未定のままになっているのでした。どうなるのだろうか。
午前11時過ぎ、天候が急速に悪化しています。強烈な雷鳴が轟いています。土砂降りになりました。