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2024年6月29日 (土)

海洋医療初期対応(ICMM)を受講 日本高気圧潜水医学会の学術総会が終了しました。

 第58回の日本高気圧潜水医学会の学術総会の最終日です。心配された雨は降っていません。自分は熱中症対策ばかり考えた装備でした。あぁぁ屋内は冷房が効いているので肌寒さを感じています。長袖の上着を持って来ていませんでした。あぁぁ大失敗でした。

 那覇から福岡に向かうJTA便の中から半袖だけでは寒すぎていました。周囲の乗客をみると皆さん長袖の上着を着込んでいました。ああぁぁ久しぶりの旅行者なので航空機内の空調を甘く見ておりました。明日、福岡空港で上着を購入するかな。

 今日は、朝一番、09:00~12:00までは海洋医療初期対応(ICMM)の講習会に参加しました。2回目です。一回目は佐賀で開催された学会の際に参加しました。その際は、途中からの聴講となりました。二回目なのですが、前回配布された資料コピーが配られました。内容についてはバージョンアップしている内容がスライドで紹介されました。

 日本高気圧潜水医学会の中で正式に公認され、その内容については、アメリカで公開されている資料とのすり合わせを行いながらバージョンアップ作業が進行しているとのことでした。当初、後悔された資料は故小濱正博先生が作成した資料が基になっています。じつは、小濱先生が生前に沖縄のダイバー向けの資料として作成していた資料なのでした。自分も資料の収集のお手伝いしたことがありました。

 最新の内容にバージョンアップされることが決まりました。内容的には、ダイビングインストラクターも参加していましたが、医学的な専門用語がバンバン出て来ているのですが、分かったかな。海洋危険生物の咬刺症害については、以前は沖縄関係での症例紹介でしたが、最近の地球の温暖化の影響を受けて内地でも同様の咬刺症害が報告されるようになったことが報告されました。

 海洋での細菌感染での治療例も報告されました。最近の話題の溶血性連鎖球菌による「人食いバクテリア」と同様に短時間に症状が悪化する症例も報告されていました。抗菌性の医薬品の使用と感染部位を切開して開放創傷での高気圧酸素療法での治療例も紹介されていました。琉球大学での研究生時代に何例が症例を診せて貰ったことがあるので判り易かった。初めて見るダイビング関係の聴講者はビックリしているだろうなって。

 久しぶりの学会参加、刺戟になりました。次回の学会には論文を発表しようと思います。

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