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2024年8月10日 (土)

南海トラフ関連のキャンセルあれこれ

 週末を迎えました。お盆にかけての長期休暇が始まりました。連休の初日。しかし、一昨日に発生した宮崎県沿岸での地震の影響が生活に及びはじめています。

 南海トラフ地震の被害が想定される地域の観光地ではホテルの宿泊キャンセルが始まった。夏の繁忙期なのにキャンセル続出となっている。太平洋に面している観光地は軒並みだ。海辺のコンビニでは、津波対策としてルート確認やお客さんの説明や誘導を店長がスタッフに説明していた。

 危機管理として社会生活の基盤を支える産業(交通、通信、流通、医療、電気、水道)等の社会インフラも、それぞれ対策を講じる準備が始まったとのニュースが流れた。一段と緊張感が漂っています。

 沖縄では震源地からの距離があるので、揺れの影響は少ないが、津波は確実に襲来すると地震の専門家が解説しています。津波の到達時間については40分から1時間と時間差があるが、確実に襲来するので対策を忘れずにとのことでした。襲来する津波の高さは3~5m程度と予想されています。

 静岡のインストクターに連絡した。ダイビングポイントの状況を質問しました。海水浴場は閉鎖している場所もあるようですが、ダイビングポイントは閉鎖していないとのことでした。沖縄では、どうするかな。海水浴場の閉鎖の話は伝わってきません。

 政府が公表した南海トラフ関連の被害想定区域に居住の方から、キャンセルの問合せがありました。ご自宅が被害想定地域に指定されたという理由でした。こればかりは仕方がないのでした。旅行中に、もしも南海トラフの巨大地震が発生したら、とりかえしがつかないのでした。キャンセル料は頂きませんでした。

 沖縄側でも、津波の影響を受けることになるが、その際の被害想定を考えると生活している住民以外の観光客への対策、どうなるかな。実際に津波が襲来した場合、海抜ゼロの那覇空港は機能が停止することになります。となると航空機での輸送は不可能となります。代替輸送手段は、船舶だけになる。嘉手納や普天間等の米軍基地はアメリカ領なので民間航空機を使っての輸送は困難になるのでした。沖縄県は対策を考えているのだろうか。  

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