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2024年8月20日 (火)

水難救助課程での訓練海域が決定しました。

 雨降りの朝。台風9号の影響。天気予報では、荒れ模様だったが、どうなりますか。恩納村では、強風・波浪・雷注意報が発令されています。気温は28~33℃と予想されます。

 10月1日から始まる沖縄県消防学校の水難救助課程の最終スケジュールが決定した旨の連絡が届きました。また、訓練海域の航空写真も届きました。今年は訓練海域を変更することが決定しました。大きな変更がありました。

 訓練海域を選定するのは、学校からの移動時間、大型車両が多数駐車できるスペース、トイレ施設、海域が天候に左右されにくいこと。透明度・透視度の問題等を考慮しています。訓練の最終的な成果の確認をするために透明度・透視度が悪い水域を選んでいました。

 これまでは限りなく透明度・透視度がゼロの海域を使っていました。問題なのは潜水している隊員の安全確保が難しいのでした。余りにも視界がゼロ状態だったので、隊員各自がお互いを水底で確認することができませんでした。海域の変更を学校側に提案しました。

 新しい訓練海域を与那原マリーナに変更を検討してもらいました。現場海域を管轄している消防本部と学校側で協議して令和6年度の訓練海域とすることが決まったと連絡がありました。

 透明度が極端に悪い海域での捜索活動を想定した訓練については、消防学校のプールにてブラインド潜水(マスクに黒い布で目隠し状態)を実施しています。水底にロープで進行方向を設定します。ロープを握りながら前進します。視界ゼロなので障害物にぶつかる可能性があるので片手でロープ、片手を前方に伸ばした状態で水中を移動します。距離は15~20m位としています。

 プールで完熟するまで訓練を実施して実際海域でチャレンジしてもらっています。実際の捜索時には、想定される透明度・透視度を考慮した訓練で経験してもらっています。基本の訓練をプールで実施することで視界ゼロ状態でも捜索活動ができるようになるのでした。

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