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2024年11月16日 (土)

今年はスクーバダイビングでの事故多発 それもガイド管理下って

 今年は例年以上に潜水事故が増加している。スノーケリング事故では外国からの観光客の事故も増えている。スクーバダイビングでも潜水事故も増えています。潜水事故の中でも死亡事例や減圧症で治療を受けた事例も増えています。

 死亡事例の中には、潜水現場で亡くなる事例もあれば、意識不明呼吸停止状態でCPRを実施しながら搬送されICUにて治療を続けたが低酸素脳症の影響で亡くなった事例もあります。潜水事故が発生してから24時間以内の死亡は潜水事故での死亡例としてカウントされるが、24時間以上経過して後の死亡例では病死扱いとなります。

 今年の特徴では、事故例としてマスコミがニュース報道として広報される場合もあるが、公になっていない事故例も確認することができました。事故当事者の連絡があることもあります。また、海上保安庁からは一ヶ月の沖縄管区内だけですが、水難事故をまとめた資料が届きます。

 スクーバ事故で、幾つかの事故内容でガイドの管理責任が問われるのではないと思われる事例もあるのでした。以前よりも深場の30m以深への案内が横行しています。また、1日三本潜水でも20mから30m以深越えの反復潜水を実施。それも反復潜水の水面休息時間も短めとなる傾向にあります。

 ガイドもお客さんのダイバー共にダイブコンピュータを持って潜っていますが、ダイブコンピュータを付けて潜っているから大丈夫だって。潜水深度毎に体内に溶け込んでいるだろう窒素残留窒素量を表示してくれます。潜水深度毎に計算してディスプレイに表示されます。

 あとは浮上速度に注意が必要となります。速い浮上速度の場合、警告が発せられます。その警告を無視すればダイコンは機能停止となります。計算機能がロックされてしまい、機種によって48-72時間は使えないことになります。

 ダイコンも大きさが腕時計サイズとなっているので、日常生活でも、腕から外さずに使っている場合は、常に情報を確認することができます。具体的には潜水終了後の航空機への搭乗時間を知らせてくれる機能も付いています。様々な機能を使いこなしていない現実があるのでした。

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