潜水医学専門医は
相談主は、その診断書に署名している医師が耳鼻咽喉科医院の医師でした。ホームページで耳鼻咽喉科医院を検索しました。耳鼻科の専門医、それにDANジャパンに登録していることが分かりました。再生不良性貧血は難病指定されています。病状については寛解したとの書込署名があるのでした。主訴は、何故か耳鼻咽喉科の医師の診断書なのだろうかって。
再生不良性貧血について内科や血液関係の専門医が診断しないのだろうかでした。DANの関係者に、診断書を転送して相談しました。とりあえず医師が診断して署名しているので公式書類として扱い、可能であれば体験ダイビング希望者の家族からダイビングサービス向けに家族名義での承諾書を提出してもらうことを提案しました。
現在、DANジャパンで登録されている医療関係者については、ダイビング専門医的な認識ですが、自分は、日本国内で潜水専門の医学的な知識と経験と認定については、曖昧なのでした。とりあえず医師資格があり、ダイビングを経験していることで申請を受け付けています。
できれば日本高気圧環境・潜水医学会の会員に登録して学会の専門医の認定を受けていることが望ましいでした。潜水専門医の教育システムについては日本では海上自衛隊の潜水実験隊で研修を受けることが理想的ですが、自衛隊医官か、研修医として参加することしか方法がないのでした。
相談者、その後はどうなったかな。

