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2025年9月30日 (火)

スノーケリングのフルフェイスマスクの危険性

 今日で9月が終わります。今月は月の半分は病院生活でした。医薬品の副作用の影響を解消するために入院していました。生理学的な各種データは基準値まで回復しました。ベッド上での生活が長く、病院内を歩き回ることもできないので運動不足も甚だしかった。

 連日、潜水事故情報が飛び込んできます。沖縄ではスノーケリングでの事故が続いています。一件はフルフェイスマスクを使っていてマスク内に入った海水を吐き出す事ができずに呼吸困難になって死亡した事例があります。ご夫婦でスノーケリングを楽しんでいたが、奥さんが流れた事で旦那さん救助に向かい、無事に浅瀬の海岸まで戻った直後に旦那さんが倒れたとのこと。

 スノーケリング用で販売されているマスクとスノーケルが一体化したフルフェイスマスクがあります。販売された当時、自分も買ってみました。そして実際に使い勝手を確認しました。マスクのストラップが通常のマスクのストラップとは違い、緩い感じがします。フルフェイスマスクの重量を支えることができるかなって思いました。

 通常に鼻からも空気を吸うことができるので初心者も大丈夫って感じがありますが、実際にマスク内に水を入れて排水することができるかも試しました。場合によっては簡単に排水することができる場合は、逆の場合もありました。逆の場合はインストラクター資格を有するダイバーでも苦労しました。

 初心者が使った場合は、様々な問題点が指摘されます。呼吸が不安定になり、浅い呼吸が続くので二酸化炭素過多になる可能性が高いのでした。とくに初心者では使ってはいけない道具と思っています。

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2025年9月29日 (月)

04:30 気象 05:00出発 05:30検証会開始 10:40終了撤収 興味深い検証会でした。

 朝4時半起き、05:00出発、05:30に大宜味村の検証現場に到着しました。検証会は二回真なので問診、採血、採尿、唾液、呼気の水分量等お手分けし検証が始まりました。私は唾液を使ってのストレスマーカーの計測を担当しました。

 潜水前と潜水後の二回で生理学的調査を実施します。潜水後は、30分、60分、90分と時間を分けて超音波測定器を用いて血管内に気泡が発生しているかを確認しています。この検査機はカナダ製でした。DCIMの減圧理論を作成した日系人のDr西さんが関与しているという話お教えてもらいました。

 検証結果にちいては、後日データ解析ができた段階で検証会に参加した方々を交えてえ説明会を開催することになります。検証結果が楽しみとなります。被験者から採取した検体は、日本国内だけなく海外の研究機関にも送って解析してもらうものもあるのでした。

 全ての仕事が終わったのが、10:40で荷物を次の検証会を実施する宮崎県に発送を終えました。自分は液体窒素の容器を預かります。また液体窒素が残っているので輸送することができないのでした。年内に沖縄本島でも検証会が開催されることを期待しています。

 さすがに午前4時半起きで仕事をしていたので帰路の恩納村までの運転は少し眠気を覚えました。久しぶりにブラックコーヒー缶を空けて飲み干しました。 今回の検証会の養殖場では「スギ」を養殖しています。代表者から自分等四人に「スギ」を頂きました。鮮魚で一匹まるまるなので自分では何ともできないので、いつもお世話になっている食堂に上げました。

 自分は軟骨ソーキそばを作ってもらいました。美味しかった。ご主人は厨房から出てきてご挨拶できました。

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2025年9月27日 (土)

現場での検証会が2回実施されるので一旦、恩納村に戻りました。

 午前中に名護から戻りました。明日の夕方には、名護に移動することになっています。国の予算での研究費なので無駄にならないように配慮しています。実際に被験者対象の検証は26日と29日と二回にとなるので、前乗りとなるのでした。

 ホテルを出発するのは午前5時位に出発して、現場に午前5時30分に到着して、すぐに検証を開始する予定となりました。26日は午前5時30分に出発して午前6時から検証を開始しました。現場での作業内容が変更となったので、時間的には30分早くなったのです。

 生理学的な検証を実施するのは、大学での倫理委員会の審査が行われます。検証内容にちいて倫理違反がないように手順を踏んで実施されます。被験者には、検証内容について事前に説明して承諾を得て実施することになります。三名の方が被験者として立候補してくれました。

 自分の担当は唾液を採取して試薬に唾液を溶け込まして検証します。それらを器械にかけてストレスの度合いをデジタル数字で表現されるのでした。その数字を研究者に通告して記録紙にストレス度合いを書き込むのでした。

 今回の検証を通じて分かるデータを後日分析して、事業所での潜水内容への提言を行います。どのように潜れば安全なのかについて研究者から提言があります。あくまでも予防策を検証することにあります。

 これまでは潜水事故が発生した後の治療法が話題なりますが、予防策についてはなかなか研究費が捻出することができない現状があります。あと一日ですが、頑張ります。

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2025年9月26日 (金)

潜水漁労者の生理学的な検証が始まりました 

 前乗りで名護市内に宿泊、宿泊先はMr kinjo in GUSUKU 住所を調べてみた。自分のカーナビで打ち込んだが、検索できなかった。パソコンで住所検索して地図を確認。記憶を頼りに現場に向かった。四回くらい名護市内を行ったり来たり、結局はホテルは道路に面していなかった。名護市内で30分位ウロウロした。

 朝、五時起きで、五時30分に出発した。二台で移動した。自分のカーナビが使えないので先導車の後について目的地に到着した。名護市内から58号線に抜けた。意外だったのはダンプカーが早朝から走っていた。

 検証現場の事業所に到着し、早速、問診、採血、採尿、呼気、唾液によるストレスマーカー、呼吸機能検査、血圧、検温を順番にこなした。それぞれ個人から提供してもらった検体については、バイアルビンに入れ替えて、個人名ではなく検体番号を書き込んで液体窒素の容器に入れて保存。貴重な検体サンプルなので丁寧に取り扱います。今回の事業所では三名の方が被験者として立候補して頂きました。

 午前6時から検証を開始、潜水作業、潜水後の検証を実施しました。とくに潜水後はドップラーの超音波を使用しての血管内の気泡の発生状況を被験者自身と検査官共にイヤフォンを使って音で確認していました。結果は、三人とも気泡は確認することができませんでした。

 検証を終えて、研究者と看護師さんと自分で国頭漁港近くの港食堂にて海鮮類の昼食を頂きました。自分は、塩軟骨ソーキそばを注文しました。塩軟骨ソーキを提供しているお店は味に心配がないのでした。久しぶりに食べることができました。

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2025年9月25日 (木)

明日から漁労潜水士の生理学的調査が始まります。頑張ります。

 午前中に液体窒素を購入にオカノに行きました。明日から始まる養殖事業者の潜水士の生理学的な検査を実施します。採血、採尿、唾液等の潜水士さんから採取したサンプルを凍結して保存するためです。

 魚の養殖事業者は一日に頻回に潜水、浮上、潜水、浮上を繰り返しての潜水作業が実施されます。水深は10m位から30m前後までの水深で作業を行っています。事業所によっては深刻な潜水障害を起こす事例が報告されています。

 厚生労働省の研究調査活動として沖縄県や鹿児島県他の地域で実施されている養殖事業者の労働状態の検証を実施しています。自分がお手伝いしているのは、沖縄県内のモズク漁の漁師さんと大規模な生簀を展開している養殖事業者にて生理学的検査を実施しています。

 モズク漁を実施している海域には、水深に違いがあるのでした。水深3m以浅から10mを超える深い水深でのモズク漁が実施されています。潜水時間は午前3~4時間、午後では4~5時間位の長い潜水時間で作業しています。モズク漁では水底にへばりついてモズクを採捕しています。潜降、浮上繰り返さずに水底にとどまった状態で作業を続けています。

 明日は午前5時起きで現場に向かいます。被験者は三人とのことでした。午前6時位から潜水作業が始まるとのことでした。潜水前の問診と採血、採尿、唾液、呼気等を採捕して冷凍保存します。名護市内のホテル生活です。

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2025年9月24日 (水)

酸素インストラクター講習を開催しました。

 酸素インストラクター講習を実施しました。座学と実技も併せて実施しました。講習用に資機材も準備して実施しました。医療用酸素を重点したボンベは各種サイズ揃えています。

 酸素供給資機材についてはデマンドタイプとフリーフロータイプの二機種を用意しました。バックバルブマスクは三種類、ノンリブリザーマスクは一種類、ポケットマスクは三種類を用意しました。ポケットマスクは使用頻度が高かったでの損耗が激しく1個を廃棄処分としました。

 受講者はダイビングインストラクターだったので号圧ガスの基礎知識はあり、医療用酸素資機材も、事前に購入して頂きました。納品を開講式前に行いました。医療用酸素ボンベについて発注から納品まで5週間位のタイムラグがありました。

 座学については、視覚教材をディスプレイに投影しながら、テキスト内容を説明しました。とくに強調して欲しい箇所については、質疑応答しながら座学を勧めました。医療用酸素については、医薬品扱いとなっているのことを改めて説明しました。

 とくに意識不明者への医療用酸素を用いての蘇生法を実施する際の注意点についても改めて解説しました。ダイビングの場合は、事前にお客さんからガイド申込書を提出してもらいますが、その際に万一の場合に備えて医療用酸素を使用しての蘇生法を受けることを承諾してもらう記述とイニシャルサインを貰うようにしている旨の説明を申込書を渡して確認してもらいました。

 実技では、ダミー人形を使用しますが、救助者、救助補助者等複数の人材が必要となるので佑二さんにお願いしました。

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2025年9月23日 (火)

秋分の日 連休最終日 ダイバーの人出あれこれ

 連休最終日です。恩納村は曇り空です。雨は降りそうにありません。風は南東寄りとなっています。台風18号が台湾とフィリピンの間を通過、石垣と西表の上原港への定期船は通常運航されていると船会社のメールで知りました。

 連休中の台風18号ですが、予想よりも台湾とフィリピンの間を通過したことで先島方面では台風対策しなかったと教えてもらいました。西表島はリアス式海岸が入り組んでいる地形なので海域によってはべた凪状態もあるのでした。ダイビングサービスの提供は通常通りに実施していました。

 恩納村では、台風の影響は南東の風だった、潜りには関係なくダイビングサービスは通常通りに実施されていました。前兼久港ではファンダイビングよりもスノーケリング客が多く見受けられました。ダイビングサービスによっては集客方法に若干の違いがあるのでした。連休中であってもお客さんの入りには差がありました。

 そろそろ修学旅行の時期となりました。今季は、どれ位の需要があるのだろうか。すでに実施されたようでフリーのインストラクターが午前と午後に仕事が発生したと喜んでいました。フリーのインストラクターの稼ぎ時でもあります。12月中旬まで需要があるのでした。

 そろそろストーブリーグが始まります。スタッフが退職したい旨の意思表示する時期でもあります。会社によって違いがあるかと思いますが、3ヶ月から1ヶ月前までに退職の意思を経営者に伝えることになります。さあ、如何な状態となりますか。

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2025年9月22日 (月)

採血結果は基準値に戻った 医療用酸素を発送完了

 週末明け、秋分の日連休の中日、離島への医療用酸素ボンベの発送をしてきました。午前中は、朝一番で血液検査がありました。金曜日に退院した後の白血球と腎臓の機能について血液検査でした。結果は、白血球と腎臓は正常値に戻っていました。ホッとしました。


 薬の副作用については、事前に説明を受けていました。実際には、文字情報として頭では理解していました。実際には、3日とか4日で症状が出始めた。身体的には脱水状態に似た状況を呈していました。退院後して4日に血液検査を実施した。その結果は、緊急入院との診断が下された。一旦、恩納村にもどって入院の支度をまとめて入院した。

 腎臓の機能低下では、24時間継続した生理的食塩水の点滴が始まりました。延べで9日間の連続点滴投与となりました。水分の補給を継続してもらいました。オシッコについては排尿時に専用の容器があって排出量が50cc毎にメモリーが刻印されていました。時間と排出量を記録しました。ひとまず安心した血液データでした。


 午後から離島への医療用酸素の発送でした。自分が入院していたので、発送がギリギリになったので、オカノに取りに伺い、そのまま那覇新港の港湾施設にある輸送会社に持参しました。輸送会社にて発送手続きを完了しました。ただ、台風18号の影響で今晩の出航は休止とのこと。明日の夕方に出航するとのことでした。発送手続きが無事に完了してホッとしました。


 病み上がりだったので、運転を若い祐二さんにお願いしました。無理は禁物です。

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2025年9月21日 (日)

入院中の食事内容と血糖値測定データ蓄積できました。

 連休の二日目の日曜日です。朝一番で石垣から西表島の上原港への定期船が気象条件の影響を受けて終日欠航するとのメールが届きました。台風18号の影響ですね。石垣と上原港を結ぶ航路は北風に弱いのでした。石垣から大原港までは通常運航しているのでした。

 台風18号の影響は、石垣島周辺では台風の影響を受けている。沖縄本島では 東風となっています。西表島の知人に確認したら、ダイビング船の台風対策を特別に講じなく港に係留してダイビングを実施しているとのことでした。大きく影響は受けていないことが分かりました。

 9月9日から19日まで緊急入院して腎臓機能の復活のための治療を受けていました。24時間連続で生理的食塩水の点滴が続いていました。入院中は三食が提供されます。糖尿病の冠者扱いとなったこともあり、提供される食材では塩分が極端に抑制されていました。薄味と表現したいが、塩味が欲しくなりました。塩味が極端に少ない場合は、食欲は激減した。

 管理栄養士さんも時折巡回してくれるが、患者の分類が糖尿病だったこともあり、改善されることはありませんでした。唯一、おかずのレパートリーに味噌汁があるとホッとします。味噌汁のご飯を少しでけ入れてオジヤ風にして食べていました。

 おかずの中で、マーボ豆腐、八宝菜、シチューの時は、ご飯を混ぜて食べていました。病院側からするとわがままな高齢者として分類されているのだろうって思っています。患者分類で糖尿病扱いだったので食前と食後に血糖値の測定が実施して貰いました。

空腹時は95mg/dLで食後では133mg/dLの計測値だった。長期入院だったこともあり、血糖値の測定が基調なデータを確認することができました。

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2025年9月20日 (土)

インバウンド系だけが活況を呈しているようだ

 週末の土曜日を迎えました。気づけば飛び石ですが連休なのでした。台湾沖にある台風18号の影響を受けるかなって。石垣島を中心とする先島諸島への影響が気になるのでした。この連休を利用して西表島に潜りに行く予定だった教え子グループ。潜れるといいね。

 9月には先週の敬老の日、それに今日から始まる秋分の日と二回の連休がありました。ファンダイビングを中心に営業するダイビングサービスとスノーケリングや体験ダイビングを主力とするサービス、それにインバウンド専門と3つのダイビングサービス営業形態が確認することができます。

 今年の春先からインバウンド専門店が活況を呈しています。日本人を対象としたサービスでは、集客に苦労しているのが現実なのでした。ゴールデンウィークに始まって夏休み等でもインバウンド専門店の港での活況は凄かったようだ。フリーで仕事をしているインストラクターは連日、借り出されていました。

 言語の問題もあるので、日本人インストラクターは海洋実習での対応となっています。陸上でのブリーフィングは現地の言葉を話す同国人が対応して、参加申込書や健康チェックシート等への説明と記入、サインを書いて貰った書類を回収、潜水器械の調整、引渡、そして港への移動、港で日本人のインストラクターが待機してグループ別に挨拶してボートで出航となります。

 とありえずインストラクターは自分が管理するダイバーの数だけの人数を把握するだけで、個人名は分かっていないと話していました。指導して面白いのかなって思ってしまうが、労働対価を貰うことが優先となっているだけと言っていました。

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2025年9月19日 (金)

退院しました

 週末の金曜日を迎えました。9日から入院中です。採血結果待ちです。朝の主治医の回診の際、採血結果を口頭で説明を受けました。結果をプリントアウトしたデータを後ほど、持ってきますとのことでした。

 終日、ベッド上での生活が続いています。完全な運動不足となっています。免疫力が低下しているので五階入院病棟を動き回ることは控えています。不織布マスクをしたままで動き廻ればと思うが、免疫力低下した状態では感染対策としては不織布マスクのみでは心許ないのでした。手指の消毒の実施、不用意な接触、外出時は不織布マスクをする習慣が復活です。

 退院手続きが完了しました。採血結果は紙ベースにて主治医から説明がありました。懸念だった白血球と腎臓機能ともに基準値に戻りつつあることが分かりました。在宅生活に戻って3日後の月曜日に採血検査を実施して白血球と腎臓機能の数値の推移を見ることになりました。

 一平さんも今日退院したとのことでした。急性期の病院からリハビリ病院に転院するのではと思っていましたが、リハビリ病院ではなく、そのまま自宅への退院となったようです。脳梗塞でも早期に血栓を溶かす治療を受けることができたことで軽度の脳梗塞で済んだのだろうか。自宅から通所にてリハビリを続けるようだ。奇しくも同じ日に退院となりました。

 世界陸上大会、女子やり投げの北口選手が予選落ちした。先の負傷したケガからの復帰がままならなかったようで残念ですが、決勝には進めることができなかった。再起を期待しています。

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2025年9月18日 (木)

点滴生活が終わりました。明日、朝の採血結果次第です。

 点滴生活が終わった。明日の金曜日に採血、その採血結果が、どんな数字が出て来るかですね。注目されるのは腎臓、それに白血球のそれぞれの数値が気になるのでした。どんな数値に分析されるかです。

 これまでに定期検診を受診する際に、必ず採血と採尿検査を受けています。全ての分析結果については紙ベースで印刷されたものを見ながら主治医が説明してくれています。50歳からの採血と採尿データが手許にあります。

 50歳の時に献血に行きました。その際、問診と血圧測定がありました。血圧データを見た担当者が身体を震わせて言った。「献血はできません。早急に高血圧の治療に行ってください。」献血時の血圧データは230/130だったと記憶しています。

 高血圧の治療は12週間毎の定期検診、途中から糖尿病とも診断を受けました。循環器の主治医は、西表島の診療所に勤務されていた方です。水虫の治療で診察と治療を受けた先生でした。まさか、総合病院で出会うとは自分と先生も驚きました。23年の付き合いとなっています。

 現在の肺ガン摘出手術後の補助化学療法との位置づけで治療を開始、最初のワンクールで使った医薬品の副作用で腎臓と白血球に影響が出ています。自己免疫力が極端に低下したことで緊急入院となっています。

 現状では、腎臓の機能を通常に戻すことが最優先となっています。将来的に人工透析を受けねばならない身体状態にはなりたくないのでした。継続的に生理的食塩水を連続投与しています。点滴は9月9日の午後から9月17日の夕方まで続いていました。

 明日の朝、採血して、その結果次第で退院となるか、そのまま入院が続くかです。 

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2025年9月17日 (水)

点滴生活に終止符か

 先週の9日に緊急入院との確定診断が出ました。採血結果からの主治医の判断でした。今日で9日目を迎えることになりました。昼過ぎに生理的食塩水の点滴が終了しました。9日午後からずっと点滴生活でした。

 末梢ラインを設定する際の注意点は、様々ありそうだ。今回は左腕の前腕部の静脈からライン設定でした。最初は前腕部の手首の近くからルートを確保していた。一時外出後に新しい部位として肘関節近く末梢ラインのルートを確保しました。

 24時間の点滴生活では、就寝時の寝相の問題で点滴が止まることがあり、その都度、警報がなります。起きている場合はナースコールで看護師さんをお願いして点滴ルートを点検して貰います。夜中に起きることもあれば警告音を聞いて看護師さんが点検してくれます。

 点滴と、それ以外にOS-1や麦茶類の飲料、病棟に設置された自動販売機でも買うことができます。食事についてくる牛乳や味噌汁等です。オシッコについては、その都度、排尿量を測定しています。排尿の度に時刻と量を記録しています。

 長期の入院となったので、ときおり病院内のコンビニを利用しています。五階から二階のコンビニ利用ですが、必ず看護補助者が随伴してくれます。ファミリーマートが入っています。「おしゃぶり昆布紀州梅」、「三陸産茎わかめ」、チーズ、大福を買っています。病院内のコンビニなので商品構成は、一般市中のファミリーマートよりも少ないのでした。

 本日、夕方に点滴生活に終止符がうたれました。

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2025年9月16日 (火)

白血球が半減した 人生初めての経験だ

 今日も点滴生活が続いています。先週の9日の昼から緊急入院宣告を受けてから、継続的に生理的食塩水の点滴が続いています。14日に一時的に外出許可が出ていたので、9月下旬の仕事の段取りで外出、その際、末梢ラインを抜いて貰いました。外出中の3時間は点滴なしでした。23:00前に一本点滴を新品に交換しました。

 腎臓の炎症を生理的食塩水で洗い流す方式しかないのでした。ただひたすら点滴に繋がったままでした。終日、点滴が続きますが、オシッコの量を毎回計っています。一回の時刻と排出量を記録しています。その都度ですが、記録を残すことが重要なのでした。

 体内の抵抗力のバロメーターは白血球の数が問題となります。採血結果を確認しました。09/09では8720ありました。通常であれば3300~8800が基準値となっています。09/11には7240、 09/13は5610と少し低下傾向になりました。それが09/16の採血結果からは3940と一挙に半分以下となっていました。

 体内の抵抗力が激減している事実を確認しました。極端には風邪引き注意なのでした。体力低下の懸念もありました。自己免疫力低下した状態なので入院病棟の廊下を歩き回ることは諦めました。病院内では不織布のマスクの着用が義務付けられています。不織布マスクは必携です。

 白血球が身体の防護機能の要となっているので、この状態で退院した場合は、各種感染症への対策が注意しても不可能なので入院病棟での隔離生活となります。

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2025年9月15日 (月)

敬老の日は 点滴生活でした。走り棒高跳び世界新記録目撃したぁぁぁぁ

 敬老の日で連休でした。連日、点滴生活なのでベッド上でした。敬老の日のお祝いがあるわけでもないのでした。自分の年令は後期高齢者扱いなので恩納村や沖縄県での統計的なデータの基礎をカウントされているかと思います。

 ニュースでは100歳を迎えた方への行政の長が表敬訪問して長寿をお祝いしている映像が紹介されていました。100歳かぁ、自分は73歳だから27年先のことになります。果たして、寿命は、どうなるかな。やり残した仕事があるので、まだまだとの焦りがあるのでした。焦っても仕方がないと思わないように前進して行くしかないのでした。

 薬の副作用の問題で、生理的食塩水の点滴が続いています。左腕の前腕部の静脈を末梢ラインとしています。24時間点滴生活となっています。行動が制限されています。就寝中も末梢ラインから点滴が続いています。

 時折、寝相の問題で末梢ラインを身体の下に巻き込んでいる可能性があるようで、看護師が見回りしてくれて修正していることがありました。点滴ルートに異常があると警告音がなり、赤い警告灯が点滅しています。今朝方、午前三時過ぎかな看護師さんが点滴ルートを確認している光景に出くわしました。寝ぼけ眼でしたが、覚えています。

 腎機能が回復するには、大量の生理的食塩水を静脈から投入して腎臓をきれいにする処置法が続いています。特別な医薬品を併せて処方されることもありません。腎臓の炎症を押さえて、通常の腎臓の機能に戻すのでした。採血して腎臓機能をチェックとなります。

世界陸上大会での走り棒高跳び世界新記録樹立、スゲェ! 看護師さんと一緒に目撃しました。

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2025年9月14日 (日)

一時外出して、次の仕事の準備、検査用資機材を発送完了

 本日、主治医から一時外出の許可が出ました。潜水漁での現地調査が鹿児島で実施されます。沖縄で村田が管理している生理学的な調査を実施するための必要器機類を発送する手続きのために外出しました。

 午後から病棟で待機していました。終日、生理的食塩水の点滴生活でしたが、外出時は末梢ラインを抜去して止血テープを充てての外出でした。点滴を外出ギリギリまで実施しました。看護師さんから外出許可証をもらい外出しました。祐二さんに車の運転をお願いしました。自分のセレナを運転してもらいました。

 昼食と夕食をキャンセルして外出しました。時間的な余裕があれば外食を考えていましたが、時間的な余裕はなかったので途中、コンビニで日本そばとうどんを購入して事務所に戻りました。発送する荷物を準備して送り状を作成しました。

 遅くなりましたが、とりあえず「冷たい日本そば(薯蕷と温泉卵)」残った汁に「冷たいうどん」と刻みネギを入れて二食目も食べました。入院中で管理された朝食、昼食、夕食ですが麺類が出ることがなかったのでした。ラーメンや沖縄そばが夢に出てきました。

 荷物は、送り状を作成してクロネコヤマト恩納村営業所に持ち込んで発送手続きを実施しました。最速で届くように梱包された内容物について受付担当者と現認してもらい発送手続きを実施しました。内容物に問題がなかったことが確認されたことで航空貨物扱いとなりました。16日の14時から16時まで間に配達されることが確約されました。

 慌ただしい外出でしたが、とりあえず17時30分に戻ることができました。点滴のための末梢ラインを作ってもらいました。

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2025年9月13日 (土)

腎臓機能は重要です。復活を目指した治療中

 週末の土曜日、点滴生活が続いています。生理的食塩水の末梢ラインから点滴が続いています。

今日は事務所のある地域では、資源回収の日となっています。ペットボトルが溜まっていましたが、供出することができませんでした。二週間後になります。日常生活では、火曜日と金曜日が生活ゴミ、第二と四週目が資源ゴミの供出日でした。

 突然の入院の確定診断となり、4時間もしないで戻ってきました。血液検査結果では、脱水作用の影響で腎臓の機能低下が顕著となったことで緊急入院となりました。たしかに数値を見ると、相当なダメージを被っていることが理解できました。

 腎臓も一旦機能低下すると復活するには長期間の治療が要求されます。特効薬がないために生理的食塩水の連続投与することで腎臓を洗い流すような治療が続きます。ひたすら水分補給を続け、排尿時の排出尿量を丹念に記録しておく作業が続きます。

 医薬品の副作用、事前に説明を受けており、その際は副作用についての承諾書にサインして提出しています。複合的な医薬品の影響を受けたのかも含めて精査してもらっています。

 腎臓をAIで検索しました。「腎臓は背中側の腰骨の上のあたりに左右1個ずつあり、握りこぶし大の大きさ(約150g)で、そら豆のような形をしています。 腎臓には体内の環境を最適な状態に整えるという大切な働きがあります。 身体に不要となった老廃物を尿として排泄し、血液をきれいな状態に保ちます。」  この機能が失われると人工透析しなければならないのでした。これは避けたい。

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2025年9月12日 (金)

点滴生活 左手末梢ライン

 終日、点滴生活が続いています。

今日初めて二階にある病院内コンビニに行ってきました。自分が闘病生活しているのは五階の呼吸器病棟、エレベーターで乗降して行きます。主治医と看護師にコンビニに行きたいと伝えて了承を得ることができました。エスコートが一名随伴してくれています。

 今日は二回エレベーターを利用しました。一回目は一階にある放射線科で胸部のレントゲン撮影でした。移動は歩きで、生理的食塩水を繋いだまま、点滴ルートは末梢ラインとセントラルラインに分かれます。末梢ラインは前腕などから刺します。静脈注射は左手前腕から確保しているのでした。

 末梢ラインとは、手足の末梢静脈にプラスチック製のカテーテルを留置し、輸液・輸血や薬剤投与を行うための道のことです。Vライン(末梢静脈ライン)とも呼ばれ、血管から点滴や輸血のためのルートを確保することを指します。

 留置期間:CDCガイドラインでは、清潔に留置されていれば72時間~96時間ごとの交換が推奨されています。状況に応じて交換時期は変わります。

 点滴生活が続きます。

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2025年9月10日 (水)

既往歴の処方薬の再考

 入院2日目を迎えました。主な治療は体内の水分量を確保するために生理的食塩水の点滴となります。24時間の点滴生活となります。緊急入院だったので診療科目の入院病棟に空きがなかったので消化器系の入院病棟でした。13:00に呼吸器系の入院病棟に移動となりました。

 終日、生理的食塩水の点滴を受けています。これまで脱水状態ついて原因を主治医から説明を受けました。既往歴としての高血圧と糖尿病で処方されている医薬品を考えています。日常生活の中で朝と晩の二回、血圧測定を実施しています。計測データをメモしています。収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)、脈拍数を記録しています。

 日常生活でのデータを蓄積しています。収縮期血圧が100mmHg以下で、時に80mmHg代を記録することもありました。拡張期血圧についても同様で60mmHg代でした。通常の70歳では130mmHgから80mmHgが標準とされています。75歳以上は、140/90が標準となっています。

 標準的には血圧が低く推移していることが分かった。今回の脱水状態が続くと腎臓に負担がかかり、その後の生活に人工透析が必要になる可能性があるのでした。人工透析をしなくてもよい腎臓に戻したいのでした。

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2025年9月 9日 (火)

緊急入院だった

 3日前からオシッコの状況が思わしくないことを主治医に連絡、OS-1に切り替えるよに指示を受けた。今日は定期検診日だった。採血、胸写、問診、血液データ所見から緊急入院の宣告を受けました。


 緊急入院の宣言で、一時的外出許可、入院手続き。恩納村に戻って、洗濯機を廻し、冷蔵庫の整理、食べきれない食材は、知人に連絡して手渡し。看護師さんからは午後4時までに戻ってとのこと。日勤の看護師さんが対応すること。指示された時間内に入院。9月5日に退院したばかりでしたが、出戻りとなりました。


 入院用のパッキングは、事前に準備したままだったので、着替えとパソコン、充電ケーブル、小銭、処方薬等を再確認してタクシーにて来院しました。5階の入院病棟に移動して呼吸内科の看護師さんから病棟看護師さんに引き継いでもらいました。

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2025年9月 8日 (月)

マイナンバーカード更新完了

 マイナンバーカードの更新が完了しました。手続きは7月中旬に郵送された資料に必要事項を書き込んで事務局に送りました。誕生日が8月15日、更新期限が決まっています。恩納村役場に確認しました。国民健康保険証の有効期限は令和七年一二月一日となっているのを確認できた。

 ちょっとドタバタしましたが、恩納村役場にて無事に更新手続きを完了しました。マイナンバーカード用の4桁の数字と4桁の数字と英語二文字で個人認証のパスワードを再確認しました。最初にマイナンバーカードを申請した際に渡されたパスワードの紙は感熱紙だったこともあり、実際には一年と持たなかった。完全に印字された文字が消えていました。

 今回は、A4サイズの紙にプリントアウトされた資料を受領しました。今度は感熱紙ではなく普通紙に印字されているので消えることはないのでした。令和一二年の八月十五日が次回の更新手続きとなりました。

 あくまでもマイナンバーカードについては単独のままで運転免許は連携しませんでした。マイナンバーカードと運転免許が、そのままにしています、関連付けることが推奨されていますが、それぞれの更新時期がバラバラなのでまとめることはしませんでした。

 公的な身分証明書については、他にパスポートがあります。パスポートは10年間の有効期間で年末に更新しました。いずれも顔写真付きとなっています。自分は眼鏡使用対応となっています。眼鏡はストロボの光を反射するので眼鏡なしの状態で撮影した写真を使っています。マイナンバーカードの受付機では顔認証対応でチェックを行っています。

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2025年9月 6日 (土)

旧盆とエイサー演武曲が流れています

 9月最初の週末です。天候は曇り空だったが、午後からは太陽が顔を出した。9月は新学期が始まったことでマリンスポーツを楽しむお客さんは激減です。家族連れから大学生に客層が代わります。大学の後期授業が始まる9月末では大学生が沖縄を楽しんでいます。

 沖縄では旧盆を迎えています。集落内にはエイサーの演舞する楽曲が流れています。青年会が夜通し今朝方まで演奏していました。地元青年会では恒例の演舞なのでした。恩納村にえ生活基盤を作って30年以上が経過しました。月日の流れを感じています。

 事務所の隣りはホテルムーンビーチですが、宿泊客向けのエイサーの演舞を披露しています。観光客にとっては沖縄を肌で感じるのだろう。エイサーの起源は福島県が発祥と聞いています。沖縄市では全島エイサー演武大会が有名です。かつて恩納村でダイビングに来ていた方は、この時期に潜りに来て、夕方から演舞会場に向かっていました。懐かしい思い出でした。

 那覇空港では、旧盆で里帰りした親族が内地に戻り始めています。facebookは本家にてウチカビ(あの世で使える貨幣)を燃やしてあの世にお金を送金するシステムだ。最近はご先祖様だけでなくペット用のウチカビも販売されるようになったとニュースで知りました。

 エイサーに演舞の音が終わると沖縄でも秋を迎えるのでした。溜まった洗濯物を干して、夕方までゴロゴロしていました。心配された雨も振らなかったので厚手の洗濯物が乾いてくれました。一週間分の洗濯物でした。

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2025年9月 5日 (金)

台風15号は内地で線状降水帯や竜巻を発生させていた。

 内地では、台風15号から線状降水帯が発生して日常生活に支障を来しているニュースが流れています。沖縄は晴れ間が広がっています。沖縄の夏が終わりました。真夏日は経験しましたが、内地に比べると避暑地でした。内地は、台風15号が抜ければ灼熱の真夏日が続きそうだ。

 今年も沖縄への台風の直撃は、少ないのでした。雨量が少ないかもだ。とくに離島の石垣島や宮古島や周辺離島では水源が心配になる低いレベルの雨量だったことが分かりました。沖縄本島では、北部の水源地のダムでは貯水量は心配ないようだ。夏前に渇水対策が発令されるかなって思ったが大丈夫でした。

 沖縄周辺の海水温は高目となっています。サンゴの白化が心配されています。昨年の高水温の影響で水深が10mまでの浅い水域のサンゴは全滅しています。それらの全滅したサンゴの再生は困難になっています。サンゴの再生については、高温に強い遺伝子を持ったサンゴに遺伝子改良をするしかないのだろうか。

 遺伝子改良をすることで生命を維持することができる、より環境に適した農産物は水産物、海洋生物等が適者生存として生命を継続されることは分かっている。さすがに人類に適用することができるのは難病指定の疾病への遺伝子操作で病気を克服することができれば良いなぁ。サイボーグを作るのではないのでした。

 9月になると台風の接近は、太平洋を北上するルートとなり、沖縄への接近がないかもだ。何年も前から太平洋上で発生し、本州方面に接近、上陸することが多くなりました。太平洋高気圧の張り出し具合によるのだろうか。

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2025年9月 4日 (木)

稲刈り時期の線状降水帯の出現 稲作農家にとっては大幅な番狂わせとなった

 台風15号が発生して九州から四国方面へと通過している。各地で線状降水帯が発生して交通機関が運航停止の情報もありました。日照り気味だった大地の恵みの雨となるのだろうか、季節的に稲刈りシーズンとなっているので稲作にも影響が出そうだ。

 新米の時期ですが、稲作農家にとっては稲刈り時の雨降りは困ったことになりました。雨で田んぼがぬかるでいるので稲刈り用の農機具を使うことができないのでした。田んぼが乾くまで待つか、それとも早期の収穫のために手刈りの稲刈りとなるのだろうか。

 稲刈りのタイミングがズレることによってお米の等級にも影響が出ることになります。等級によって農家に入り金額に差がでることになります。昨年からの米価が高値となっていますが、農家の手取りには反映されていないことが分かっています。中間の流通業者が利ざやを稼いでいるのでした。

 地球の温暖化の影響で農水産業は打撃を被っています。高温に強い遺伝子を持う品種改良された作物に切り替えています。常に品種改良するには、時間的に掛かることがあるので作物の持っている遺伝子操作する品種改良が実施されている。

 これまでに有名産地だった地域が、どんどん北上しているのでした。これらは農業に限らず水産業でも顕著になっています。南方系の魚類が北日本方面にまで勢力を伸ばしています。また伊勢エビの産地も三重県から北方に移動して漁獲高に変化しています。

 北海道では、ブリが沢山採れるようになったとか、函館では名物のイカ漁が不漁となっています。日本以外ではアラスカの名物だったタラバガニの不漁が話題となっています。牡蠣の養殖でも温暖化の影響で不漁となっています。

 今年のリンゴは如何になるかな。

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2025年9月 2日 (火)

事故現場は洞窟だった。

 8月31日に発生した恩納村での潜水事故、二名の方が亡くなった。事故現場について地形的な特徴が分かりました。自分も以前潜ったことがあるポイントの近くだった。ドリームホールだと垂直の洞窟ですが、上下に出入口があり、横からでも出入りできる構造だった。てっきり同じような構造だとばかり思っていました。

 今回の事故現場となったポイントはスネークホールと呼ばれていました。構造は出入りできる入口は一か所のみで中に入ったら、元の入口に戻らねばならない完全な洞窟だったことが判った。

 いずれも氷河期に海面が、現在よりも100mも後退したことで雨の影響でサンゴ礁が溶け出してできた空洞となりました。今から二万年前からの氷河期で形成されたことが判っています。雨水の浸食によって形成された。やがて氷河期が終わり、海水面が上昇したことで水没し、海底洞窟となりました。

 海底洞窟の怖いのは洞窟の水底には粒子の細かい土砂が堆積しています。人為的、つまりダイバーが水底の土砂を巻き上げてしまい、一瞬にして透明度がゼロになってしまうことで内部に侵入したダイバーの視界がゼロになり、身動きが取れない状態となります。

 洞窟内で一瞬にして視界ゼロはダイバーにとっては致命的な問題を提起します。進行方向が分からなくなりパニック状態となるのでした。出口を求めて水底で右往左往することで、ますます空気の消費が一気に増えてしまい、水底でエアー切れ状態となるのでした。今回、捜索救助したダイバーが行方不明者を発見した際、二名のダイバーの残圧はゼロだったことが判った。。

 改めて出入口が一か所しかないポイントは潜水禁止とすべきだ。洞窟潜水の特殊な装備とトレーニングを受けたダイバーだけしか潜らせないルールも必要なのでした。

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2025年9月 1日 (月)

8月31日 恩納村で潜水事故が発生した ともに外国籍のダイバーだった

 青天の霹靂だった。昨日の恩納村万座沖での潜水事故、ダイバー二名が一時行方不明だったが、捜索の結果、日没前に二名を発見して揚収した。台湾系のダイビングサービスのインストラクターとお客さんの二名と判明した。

 事故が起きた水深は30mを超えているために公的救助機関の海上保安庁および地元の消防関係では潜水深度の限界を超えているために民間のダイバーが捜索と救助揚収まで行ったことが報告されました。

 事故現場は海底洞窟の中で発生した。事故原因は不明だが、捜索ダイバーによると洞窟の入り口では透明度があったが、ちょっとだけ中に侵入すると視界ゼロだった。事故の原因としては洞窟内の水底に蓄積している土砂を巻き上げたことで視界がゼロとなったようだ。

 洞窟内への侵入については、それなりのトレーニングを受けたダイバーでないと水底の土砂を巻き上げてしまい視界ゼロになったのではと推測されます。これまでに恩納村内にある海底洞窟内での事故は公式には報告されていないのでした。今回の事故が初めてのケースとなりそうだ。

 以前、海底洞窟への潜水についてルールを作るべきと提案し、実際にルール作りを行った。いざルールを公開する段階になった時に「規制ルール」は反対だということもあり、現場に任せるということで終息した経緯がありました。

 何らかのルール作りが必要かもだ。

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